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平成26年を振り返って/(手裏剣術)

2014年 12月31日 17:01 (水)

 門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし
              (『狂雲集』/一休宗純)



■今年一年を振り返って

 いよいよ今日で、平成26年も終わりである。とはいえ実は、先週後半はひどい胃炎、今週に入ってからは気管支炎で、もうヘロヘロである。とうてい、心静かに今年を振り返るというような体調ではないので、手短に1年を振り返る。

 今年は、春の苗木城武術演武会に翠月庵一門全員で参加できたことと、夏・秋の2回合宿が実施できたこと、以上の2つが、庵としての大きな成果であった。

 具体的な目標については、昨年末のブログにて、

■翠月庵として
 1)演武・合宿・合同稽古などの、積極的な活動の継続
 2)会員諸子の技術向上/特に剣術・抜刀術関連
 3)稽古型・形の見直し/型の中での打剣について、順体・逆体の再検討

■私個人として、
 4)稽古の日常化/毎日の生活の中での稽古
 5)翠月剣/5間の安定化
 6)3間での精度向上
 7)「武術としての手裏剣術教範」(仮題)の草案作り

 以上の7点を挙げた。

 冒頭に示したとおり、1)については概ね達成できたように思うが、2)と3)については未だ課題が多く、引き続き来年の目標としたい。

 個人の課題では、4)、5)、6)については、まずまずだったかと思う。しかし5)と6)については、さらに精度を上げるべく、稽古を続けていかなければならない。

 また7)については、なにしろ質の高い稽古を実践するので精一杯であり、まったく着手することができなかった。まあこれも、昨年、一昨年の反省にも書いたことだが、10年がかりくらいで取り組めればよいだろうと、のんきに考えている(笑)。


■来年の課題

 さて、来年の課題である。

 翠月庵としては、昨年の課題を継続する形として引き続き、

 1)演武・合宿・合同稽古などの、積極的な活動の継続
 2)会員諸子の技術向上/特に剣術・抜刀術関連
 3)稽古形と体系の見直し/形の中での打剣について順体・逆体の再検討、手裏剣術における拍子の検討

 以上の3つを掲げておきたい。

 特に3)について、ここ数年強く感じているのは、現在、多くの手裏剣術者・流儀・会派が、逆体での打剣をメインにしているが、本来、日本武芸における手裏剣術では、順体での打剣こそがメインであるべきではないか? という点である。

 これについては来年、さらに実践と考察を深めていきたいと思っている。

 次いで、私個人としての課題も、やはり同様に昨年の課題を継承しつつ、

 4)稽古の日常化/毎日の生活の中での稽古
 5)5間の安定化(尺的)
 6)3間半での精度向上(八寸的)
 7)移動打剣の精度向上

 とする。

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▲刀法併用手裏剣術 組稽古(平成26年秋季合宿/打太刀・市村翠雨 仕太刀・A・Y氏)


■今年もお世話になりました

 平成26年も、数多くの皆さんのお世話になりました。あらためて感謝申し上げます。

 戸山流居合抜刀術美濃羽会中津川稽古会のO先生には、今年も友好武術団体として演武会、合同稽古、手裏剣術講習会などでたいへんお世話になりました。またいち武術人としても、多くのご助言をいただきました。ありがとうございます。

 また中津川稽古会の皆さんについては、毎年3回ほどの手裏剣術講習会ですが、年々、打剣が上達されていく様子を見るのは、「手裏剣屋」としてはうれしい限りです。

 また来年も引き続き、貴重な稽古場を提供してくださる家主様にも、心よりお礼申し上げます。

 そのほかご厚誼をいただいた全国の武友の皆さん、身近で支えてくれた「S」、今年も一年、ありがとうございました。


 それでは来年も引き続き、手裏剣術伝習所 翠月庵を、宜しくお願い申し上げます。まずは皆さま、良いお年をお過ごしください。

 翠月庵主
 市村翠雨 謹識 
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