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痛み受け/(武術・武道)

2014年 06月19日 23:52 (木)

 昨日は久々に、空手の稽古でみっちり汗をかく。

 この季節、移動基本で延々と、追い突き~蹴込みとか、逆突き~前足蹴離しなどをやっていると、次第に意識が遠のいてくる(苦笑)。

 稽古後半、約束一本組手の指導における模範の攻め手として、I流のA先生の相手をさせていだく。こういう機会が、勉強になるのである。

 手刀受けの解説の中で、応用として体を捌きながら縦手刀で突き手の腕を鋭く打つ受けを指導していただき、「これは使えるな」と思った。

 ことに、突き手の肘関節を縦手刀で鋭く打つ「痛み受け」とすれば、これは非常に効果的であろう。実際、師範に軽く(触れる程度)肘に当てられただけでも、かなりの衝撃があり、「これは怖いな・・・」と実感した。

 こうした受即攻の一種である「痛み受け」というのは、最近はあまり指導されないのかもしれない。あるいは指導していただいても、稽古者が試合中心のスタンスであれば、あまり興味のわかない技なのかもしらん。

 しかし「痛み受け」こそ、とても空手らしい実用的な技だと思うのは私だけだろうか。

 上地流の人たちのように「超人的」なほど五体を鍛えなくとも、普通の約束組手で、受けをしっかりと相手の突き蹴りに当てながら稽古を積み重ねれば、それだけでかなり腕刀や脛などは鍛えられるものだ。

 たとえば、ごく初歩的な受け技である下段払い受けや外受けも、それを「痛み受け」として使うという意識と十分な鍛錬があれば、一打必倒の「技」になるということを、生涯武道としてあるいは護身の一助として空手道を学ぶ人は、もっと意識してよい。

 さらに言えば、こうした基本的な受け技は、逆手や離脱法などの技にも変化するということも、「口伝」としてもっと指導してよいのではなかろうか。

 もっとも同じ初心者でも、若くてこれからガンガン試合に出るような皆さんは、そんな小手先の技よりもまずは、「怖がらず真っ直ぐ入って、全力でドカンと逆突き」を、カラダで覚えましょう(笑)。

 ~真の唐手に対しては、連続突きなどは出来ない。それは真の唐手で受けられたら、相手の次の手は出ないからである~(本部朝基師)

 (了)
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