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苗木城武術演武会と合同稽古

2014年 04月13日 22:52 (日)

 昨日から2日間、岐阜県中津川市で活動している、戸山流居合抜刀術美濃羽会中津川稽古会のO先生にお世話になり、「苗木城桜まつり武術演武会」に参加。さらに、合同稽古や手裏剣術講習会などを行った。


 初日。

 早朝に各々自宅を出発した翠月庵一同は、昼前に中津川駅に集結。中津川稽古会の稽古場である市民体育館に移動して軽く体を動かし、会場である苗木城に移動。13時より演武が開始された。

 まずは、中津川稽古会の皆さんによる戸山流の演武。

 基礎居合、組太刀、竹を試物にした斬りなどの演武は、実戦剣法ならではの迫力にいつもながら圧倒される。なかでも今回は、戸山流の小太刀や短槍の形も拝見することができ、その見事な業前は、非常に興味深く学びの多いものであった。

 続いていよいよ、我ら翠月庵の演武である。

 今年は私のほか、Y氏とK氏が参加。それぞれ、手裏剣術基本型と手裏剣術運用形を演武。私は基本型として三間直打/順体歩み足での打剣、運用形からは「突進」の型の変化(三間直打順体、踏み込んで二間逆体直打、さらに踏み込んで1間半から逆打ち、さらに踏み込んで掌剣術で下段に刺突)を行った。

 続いて、K氏打太刀、Y氏仕太刀による剣術(古流の形)を披露。

 その後は、私が飛刀術の形を二本(「鞘遣上下二刀」「抜打」)行った。飛刀術の演武では、畳の的に突き刺さる脇差の迫力に観客からざわめきの声が上がり、それなりに見栄えはあったのかなと・・・(ちょっと自画自賛)。

 最後に、3名それそれが、刀法併用手裏剣術の形を1本ずつ披露し、演武を終えた。

 結果として、Y氏、K氏、それぞれ力のこもった演武をしてもらうことができ、翠月庵として、それほど恥ずかしくない演武をすることができたのではないかと思う。


 私個人については、納得できる点もあり、また反省も多い演武であった。

 反省としては、「全剣刺さって当たり前」であるべき演武において、基本の三間直打で1本、刀法併用手裏剣術で1本、合計で2本も失中してしまったことは、なんともふがいないものであった。

 一方で、運用形の「突進」の変化は、三間~一間半まで、一気に運足で間合を詰めながら、3本の手裏剣を続けて打ち(そのうち一打は逆手打ち)、最後は掌剣術として下段への直突で決めるという、やや難しい形だったのだが、気組のこもった業をご披露できたのではないかと思う。

 もっとも最後の掌剣術による直突きではあまりにも気合が入ってしまい、刺突、残心の後、思わず空手道の十字礼を切ってしまったのは、今考えると我ながら「そりゃあ、ちょっと違うでしょ」と思った次第(笑)。

 飛刀術に関しては、「抜打」の形は演武では初めて行うものだったが、的に深ぶかと刺さる良い打剣となった。ただし、これもまた気合が入りすぎてかなり深く踏み込んでしまい、いささか間合が近かったかなと反省している。


 緊張感あふれる演武の後は、中津川稽古会の皆さんと一緒に、満開の桜の下で昼食。

 その後、O先生宅に移動して、斬りの稽古を行う。私はさくっと4~5回斬り、あとはO先生にご指導をいただきながら、Y氏とK氏に存分に斬ってもらう。

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▲刃引きの刀で試物の竹を斬る


 斬りの稽古の後は、恒例の手裏剣術講習会。

 今回は無冥流の長剣やフライングスチールの軽量剣で、中津川稽古会の皆さんに手裏剣を打ってもらう。また指導と助言は、当庵のY氏・K氏の両名に担当してもらう。

 私は外野で眺めているだけなので、楽チンである(爆)。

 手裏剣講習の〆は、飛刀術。中津川稽古会の皆さんは、いずれも抜刀術の有段者なので、手裏剣よりもむしろ飛刀術の方がとっつきやすいようだ。

 講習の後は、夕食そして武術談義。

 いつもながらの私の武術関連の暴言・失言が炸裂しつつ、美濃の夜がふけていった・・・。


 翌日。

 朝食の後、体育館に移動して、中津川稽古会の皆さんとともに合同稽古。

 今回は、戸山流美濃羽会が稽古されている短槍術をご指導いただく。基本の操作から、槍対剣の形稽古をみっちりと行う。

 私はいままで、長物の武具は六尺棒くらいしか稽古したことがないのだが、短槍術の稽古は実に興味深く、また学びも多いものであった。これから、翠月庵の稽古にも加えてみようかな・・・。


 充実した時間はあっという間に過ぎ、早くも帰京の時間。

 現地集合、現地解散がお約束の当庵一同、O先生ご夫妻に送っていただき中津川駅にて解散。それぞれ東の国への帰路に着いた。

 武術三昧の本当に充実した2日間であった。

 戸山流居合抜刀術美濃羽会中津川稽古会のO先生、そして同稽古会の皆さん、ありがとうございました。

 (了)
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