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映画の神様/(身辺雑記)

2009年 02月10日 14:03 (火)

 昨夜、役者のA氏にインタビューのため上野へ。

 とはいえA氏とは旧知の間柄なので、カフェ、郷土料理店、バーをはしごし、ビールに焼酎、燗酒の杯を傾けながらの、肩の凝らない取材となった。


 同世代のA氏と私は、互いの映画体験がほぼ同じである。

 曰く、「日曜洋画劇場と月曜ロードショウと、水曜ロードショウとゴールデン洋画劇場で、映画愛を育んでもらった世代」である。

 このため、映画通を自認する若い人々が「洋画の吹き替えなど邪道! 外国映画は字幕で見るべきだ」などと酒場で指摘しているのを聞くと、「洋画の吹き替えは、日本の文化なんだよ。チャールトン・ヘストンの納谷吾朗とか、ジャク・レモンのキンキンとか、イーストウッドの山田康雄とか、君らには分からんのだろうな・・・」、などとつぶやいてしまう世代なわけである。


 そんなA氏との歓談ゆえ、話は往時の映画の話題で多いに盛り上がる。しかも、歓談の舞台となっている、この湯島のバー「K」は、われわれにとっては「映画の神様」といって過言ではない、映画評論家の故淀川長治さんもよく通ったという名店なのである。

 ちなみに、この店のマティーニは、世界で一番うまい。

 それにくらべると、故開高大人が絶賛し、エッセイまで書いたサイゴンのマジェスティックのマティーニが、あまりにもまずかったのは悲しい記憶である。まあ私がマジェスティックを訪れたのは、大人が絶賛の随筆を書いてから、数十年も過ぎた後なのだから、しかたがないが・・・。


 とまあ、そんなわけで、昨夜はすっかり痛飲してしまい、今日の執筆仕事はこれからが本番なのである。

 やれやれ・・・。

 
 「ほろほろ酔うて木の葉ふる」~山頭火~
  
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