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ただ一閃の剣/(手裏剣術)

2013年 11月06日 00:57 (水)

■本日の稽古備忘録

 久々に二尺四寸五分の刀で、居合を抜く。

 ここしばらく、普段の稽古では二尺二寸の市原長光、斬りの稽古では二尺一寸の無銘を使っているのだが、何しろこの二尺四寸五分、18歳の時に旧師にいただいて以来、もう26年も使っているのだ。体になじんでいる。


 私が学んだ流儀では、特に差料の寸法に規定はなかった。旧師は、門弟に二尺一~二寸の短い刀で稽古をさせていたのだが、どういうわけか私にだけは、「これを使いなさい」と二尺四寸五分での稽古を命じた。

 門弟の中で、私が一番小柄であるにもかかわらず・・・。
 

 今思うに、流儀の定めた寸法がある場合は別として、特に指定がないのであれば、居合・抜刀術ならば長めの刀の方が稽古によいだろう。一方で剣術の稽古であれば、定寸あるいはやや短めの刀の方が、稽古にはよいかなと思う。

 それでは手裏剣術者としては、どんな差料がよいだろうか?

 手裏剣術者たるもの、間合四~五間にも及ぶ長大な剣=手裏剣を馬手に持つのだから、差料はあまり長いものでなくてもよいかと思う。

 ただしこの場合の馬手の剣=手裏剣は、普通の刀と違って、打ってしまえば一回こっきり、たった一閃しか使えないということをお忘れなく。

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▲刀法併用手裏剣術 晴眼の構え

 (了)
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