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江戸の銭湯/(身辺雑記)

2012年 08月11日 10:35 (土)

 世間様は、お盆休みである。

 不肖・私も、この土日は、たった2日間のお盆休み。

 とはいえ本日は稽古なので、正しくは1日半か。いやいや、稽古は日常のことであるからして、休みは休みであろうなどと、つらつら思いをめぐらしているうちに、もうすぐ半日が終わってしまう(笑)。



 「冷えもんでござる」というのは、昔の江戸の湯屋でよく使われていた言葉だとか。

 昨日は仕事で、根津のとある銭湯で撮影であった。

 この銭湯、いわゆる鉱泉なのだが、いや実に熱い。

 昔から江戸の銭湯は、上方に比べて熱いというのが相場だが、それにしても熱い。

 話を聞くと、湯の温度は46度だという。ところが浴槽の温度計は、47度強を指している・・・。「開店前だから、少し熱め(店主談)」なのだそうな。

 今回の取材では、記者兼モデルとして、入浴シーンを撮影しなければならぬのだが、適温で肌ざわりのよいアルカリ性単純泉の修善寺温泉を産湯に使った軟弱な伊豆人である私には、47度強のハードルは高い。

 それでも気力を振り絞って、開店前の大浴場の湯船に片足を入れるが・・・。

 無理だ。

 何度かチャレンジしたが、結局、撮影では湯船につからず、縁に腰掛けているシーンでお茶を濁した。

 シヌカト、オモッタヨ。

 撮影後、「いや~、ほんと熱いですねえ」と、インタビューに答えてくれた店主婦人に話すと、「いやいや、うちよりも御徒町の燕湯さんのほうが、もっと熱いですよ(笑」と教えてくれた。

 行っても、多分、熱くて入れないしな・・・。


 ちなみにトラベルライターとしてではなく、医療ジャーナリストの立場から言うと、あまりに熱いお湯は身体によろしくない。脳血管疾患のリスクが高まるよ、マジで。

 しかし江戸っ子の皆さんは、「べらぼうめ!」とばかりに、平成の今も、熱湯の伝統を守っているのである。

 恐るべし、江戸の銭湯。

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