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稽古できるヨロコビ

2010年 06月20日 21:58 (日)

 1ヶ月以上の長きにわたり、私の生業の都合で稽古会をお休みしてきましたが、本日から、久々に再開することができました。

 この間、これまで18年間の記者生活でも類をみないほどの多忙さで、手裏剣も刀もほとんどさわることなくすごしてきましたが、これほどのブランクはここ10数年で初めてでした。

 そういう意味では、今日の稽古は、なにしろ稽古不足で刺中は目を覆うばかりのものでしたが(笑)、一方で、「稽古できるヨロコビ」というものを、存分に満喫できました。


 私たち、現代社会に生きる武術・武道人は、つねに仕事と稽古の両立という課題にさらされており、それは一部の職業武術・武道家以外は、避けて通ることのできないハードルです。

 ですから、私自身、時折、後進から、「なかなか稽古に出られない」、「仕事が多忙で稽古に出られない」などという相談を受けたときには、「それはそれでしょうがない。稽古のために仕事を犠牲にするようでは、武術・武道家として一見立派なように見えるかもしれないが、そもそも社会人としては失格。そして社会人として失格の人間は、武術・武道人としても所詮は三流だよ。私たちアマチュアの武術・武道人は、絶対に稽古を理由に仕事をおろそかにしてはいけない。だから、人生の中で多忙な時期があれば、一時、稽古を中断しても良いと私は思うよ」と、話してきました。

 そんな自分自身が、実際に多忙で稽古ができない状態になったわけですが・・・。

 いやこれは、かなりきついですね、精神的に(笑)。

 12歳から武術の稽古を始めて、武術・武道はもう生活の一部になっていますから、これを丸1ヶ月以上、まったくやらないというのは、想像以上の苦行でした。

 それだけに、今日の稽古は、実に楽しいものでした。

 稽古できるヨロコビ。

 これをいつまでも、忘れずいたいとしみじみ思います。

 追伸

 庵主不在の間、コメントを発信してくれた、合掌土偶君と頬杖土偶君、アリガトウ。

 (了)
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