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一〇心(いちまるこころ)への道遠し/(身辺雑記)

2020年 03月21日 02:40 (土)

 昨日は東京ステーションホテルのラウンジにて、無鑑査で全日本刀匠会前会長の三上貞直刀匠に、約2時間ほどのインタビュー取材を行った。

 昨年、取材をさせていただいた宮入小左衛門行平刀匠もそうだったが、三上刀匠もたいへん物腰の柔らかいお人柄で、

「道を究めた方というのは、皆、その人柄も円相のごとく、大きな丸になるのだなあ」

 と、しみじみ感じ入った次第。

 それに比べると私など、柳剛流の「一〇心(いちまるこころ)」を語っていながら、内実はいまだに豆州の野良犬のままだなあと、反省することしきりである・・・。



 帰宅後、夜は団地の自治会の集まり。

 今日のご奉公で、ようやく1年間の班長務めはお役御免。

 8年前もそうだったが、独り者の自営業者には、こうした町内会活動は、はっきり言って過重負担だ。

 やれやれである。



 晩酌後、SNSをつらつらと読んでいたところ、私自身には直接関係のないことなのだが、心ならずも不快な書き込みを見つけてしまい、なんとも気分が悪い。

 『なぜ世界は存在しないのか』 (清水一浩訳/講談社選書メチエ/2018年)の著者で、気鋭の哲学者であるマルクス・ガブリエルは、たしか、

「SNSは人を不幸にする」

 と言ってたが、まったくその通りかもしらん。

 せっかく昼間の清々しい取材で洗われた心が、ネットのじっとりとした卑屈な悪意に触れてしまい、べっとりと汚れてしまったようだ。

 ま、私に言わせりゃあ、どっちもどっちなんだがね・・・。



 穢れた気分を祓おうと、深夜、木太刀を執って柳剛流の稽古。

 備之伝、備十五ヶ条フセギ秘伝、そして「右剣」から「相合刀」まで剣術形8本の仕太刀と打太刀を独習。

 屋内なので、刃長二尺二寸の木太刀を遣う。

 明日、翠月庵の定例稽古はコロナ禍で休みなので、団地の庭で、四尺四寸の長木刀をじっくりと振るうか。

 とりあえずひと風呂浴びて、柳剛流の伝書を読んでから寝よう。

1909_柳剛流_佐藤金三郎先師免許

 (了)
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