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コビット19のある日常、柳剛流突杖と柴真揚流棒の型/(身辺雑記)

2020年 03月18日 03:27 (水)

 コビット19の影響で、お役所関係の雑誌の仕事が1件、流れてしまった。

 加えて、これは疫病の影響か定かではないが、国内旅行関連の仕事も1件、お流れに。

 不景気な話である。

 それでも昨日、ちょっと仕事としては手ごわい、海外の医療関係者のインタビュー原稿(6,000文字)を仕上げたので、気分は少し軽い。

 今月は月末までに、高齢者の解剖生理学に関連するコラムをあと4本、子ども向けの医薬品に関する読みもの記事を8本書き上げつつ、日本刀関係の取材が1件ある。

 なにはともあれ、仕事があるのはありがたいものだ。

 何しろフリーランスは、1日約4,000円しか休業補償がもらえないらしいからねえ。



 昨日は早めに仕事を終え、県立武道館へ行って来年度の空手道教室の申し込み手続きを済ます。

 ここは県主催の教室なので、稽古は平均して週に1回・1年間の教室で、参加費とスポーツ障害保険代を合わせて年額合計約1万1,000円というのは、武道の費用としてはかなり安い。

 とはいえ、それでも年々、参加費は値上がりしている。

 たしか、私がここの稽古に参加し始めた10年前の年間費用は、現在の3分の2以下だったはずだ。

 このため、値上げが理由で辞めていった人も、実際に何人か知っている。

 経済的な格差、生活の苦しさが、武道の門戸を閉ざしていることは、本当に残念なことだ・・・。



 その後、ドラッグストアやスーパーマーケットで、食材やらなにやらを購入。

 相変わらず、マスクと消毒用のアルコールは、1つも売っていない。

 ま、当面の必要分はあるからいいけれど、子どもや年寄りのいる家庭は大変だろうなあと思う。

 火曜は生協の「98円均一セール」なので、冷凍の魚の切り身をまとめ買い。

 肉もある程度まとめて買いし、1食分ずつに切り分けて冷凍しておく。

 米や乾麺類などの主食、缶詰や乾物(高野豆腐や塩昆布)の主菜・副菜など、基本的な食料品はおよそ1か月分の備蓄があるのだが、生鮮食品はなかなかストックしにくいので、こまめに買い足しておかなければならない。

 油や食塩、本つゆ、洗剤、手洗い用の石鹸、サランラップやゴミ袋なども、ローリングストックとして買いたしておく。

 コビット19の流行が今後、半年から1年くらいは続きそうな中で、この前のトイレットペーパー騒動のように、デマなどのちょっとしたきっかけで、日用品や食料など特定の品物があっという間に入手困難になる可能性も低くないだけに、「備えよ、常に(Be Prepared)」ということだ。

 ベーデン=パウエル卿は、いいこと言ったね。



 夜は柳剛流の稽古。

 今晩は突杖のおさらい。

 「ハジキ」「ハズシ」「右留」「左留」「抜留」の形を丁寧に、小半刻ほど遣う。

1805_柳剛流突杖
▲柳剛流突杖 「ハジキ」


 ちなみに、柴真揚流柔術の表早業立合投捨の中にも、「杖捌」という杖の形がひとつあるのだが、これが柳剛流突杖の技にたいへんよく似ているのは興味深い。

 また柴真揚流には、柔術に加えて棒の型が7本あるのだが、こちらも柳剛流の突杖に似て、たいへんシンプルで素朴な趣の「形」=「業」である。

 さらに両流ともに、打つよりも突く技が中心になっている点もよく似ている。 

 もっとも、柳剛流突杖が「三尺棒」と呼ばれる乳切サイズの杖を使うのに比べ、柴真揚流の棒の型は六尺弱の棒で激しく打ち合うので、迫力は圧倒的に柴真揚流の方が上だ。

 そんなことをつらつら考えていたら興が乗ってきたので、さらに小半刻ほどかけて柴真揚流の棒の型をおさらい。

 「抄当」から「捨身当」まで全7本を、手控えを確認しつつ復習した。

1901_柴真揚流棒の型
▲柴真揚流棒の型 「返し当」


 私の武芸修行は、若い頃から柔(やわら)と剣術がメインだったのだけれど、杖や棒もなかなかに味わい深いものだなあと、最近になって思うようになった。

 杖や棒は「神武不殺」という思想において柔との相性も良いのだろうし、その意味で柔と同様に杖や棒には、現代社会における護身術的な意義も残されているだろう。

 柳剛流突杖と柴真揚流棒の型のいずれも、丁寧に稽古を積み重ねて自分自身の業を錬りつつ、門人への指導・伝承にも心がけていきたいと思う。

 (了)
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