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九寸五分と鉢巻、そしてスピリタス/(古流柔術)

2020年 02月25日 10:07 (火)

 巷では、新型肺炎が猖獗を極めているということで、稽古以外、できるだけ人込みを避けるようにして自宅に引き籠もり飲んだくれている・・・のではなく仕事をしている(爆)。

 こういうとき、すでに生活に関わる買い物の半分以上がアマゾンやヨドバシ・ドットコムになっているというのは、ありがたい。

 そんな中、柴真揚流の稽古に使う九寸五分の木刀と鉢巻を購入。

 これまで、稽古用の短刀タイプの木刀を持っていなかったので小太刀の木刀で代用していたのだが、一尺五寸ほどの小太刀と九寸五分の短刀ではあまりにも寸法が異なり、形稽古の際の体捌きや間合、拍子が異なってしまうのが気になっていたのだが、これで正しく稽古ができる。

2002_柴真揚流_武具
▲新たに購入した九寸五分の木刀と鉢巻。下段は水月塾謹製の鉢巻



 鉢巻については、私は師よりいただいた水月塾謹製のものを使っているのだが、門人諸氏はこれまで鉢巻が無かったので、短刀と併せて人数分を購入した。

 なおちなみに水月塾謹製の鉢巻には、古式に則って額の部分に刺し子が施してある。

 今回新たに門人用に購入したものは出来合の鉢巻で刺し子はないので、各人、自分あるいは奥さんや彼女(LGBTQの時代なので、旦那さんや彼氏でも結構ですが・・・)にお願いして、チクチクやってください。

2002_柴真揚流_鉢巻
▲鉢巻の額に当たる部分には、古式に則って刺し子が施されている。



 ちなみに伝書をひも解くと、柴真揚流では手拭いを鉢巻にしてつける礼式が伝えられている。

 その際、手拭いの折り方について、「陰陽」や「天地人」といった東洋哲学の考え方を用いて説明しているのも興味深い。

 また実践者として思うのは、鉢巻をつけて柔(やわら)を取ると、なにもしていない時よりも気持ちが「ピリッ」とするものだ。

 さらに余談だが、「気持ちがピリッとする」といえば、師の教えによれば柳生心眼流の返し(ムクリ・マクリともいう)には導引養生の効果もあるとのことで、確かに素振り二十八ヶ条の組形で受をとり返しを行うと、なんとなく気鬱が晴れるような気がするのはプラセボだろうかね・・・?

 東洋医学的に考えると、返しを取る=後方回転をすることで、「気逆」を整える効果があるようにも思われるが、いかがなものだろうか。



 ところで、疫病の流行で今月のはじめ頃から、近所のドラッグストアや薬局からマスクはもちろん消毒用のアルコールも、まったく姿を消してしまった・・・。

 幸いマスクは親しい人から当面間に合う分を譲ってもらい、消毒用のアルコールも近所のドラッグストアにあった最後の1本が買えたので、しばらくの間はもちそうである。

 しかし今後、悪疫の流行は数カ月間続きそうであり。マスクも消毒用アルコールも不足あるいは高値が続きそうだ。

 そこで取り急ぎ、消毒用アルコールの代替品としてスピリタスを購入。

 こいつを1.2倍に希釈すれば、最も殺菌効果の高い80%濃度の消毒用アルコールとなるわけだ。

 飲んじまわないように、気をつけなければいかんね(笑)。

2002_スピリタス
▲幸い早めに注文したので定価で買えたが、現在は3倍くらいの高値となっている。マスクの転売屋もそうだし、東日本大震災の時もそうだったが、こうした災害時に高値で暴利を貪る悪徳商人が実に多い。ま、日本人の民度など、所詮こんなもんということか・・・。「令和の打ちこわし」が必要かもね

 (了)
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