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居残り稽古で柴真揚流を/(武術・武道)

2020年 01月26日 18:37 (日)

 昨日は、翠月庵の定例稽古であった。

 1時間目、まずは警視流立居合。

 I氏は刀の扱いに慣れてきたので、神道無念流立居合の1本目も指導する。

 次いで私とY氏は、柳生心眼流の素振。

 先日、本部稽古で師より手直ししていただいた部分をY氏に伝えつつ、修正しながら向振り、そして組形を打つ。

 特に手首の留意点については、私もまだ十分ではないので、気をつけて形を取った。



 小休止の後、2時間目からは柳剛流。

 まずは全員で、柳剛流の長木刀での素振り、そして相対しての打ち込み稽古。

 上段、中段、下段への打ち込み、さらに上段から下段脚斬りまで3連打の打ち込みを繰り返す。

 次に、跳び斬りの鍛錬。

 一人ずつ、跳び斬りでの素振り5連打。

 これを全員で回しながら、何度も繰り返す。

 次いで居合の1本目、「向一文字」をみっちりと抜く。

 跳び斬りの連続素振りから居合「向一文字」までの鍛錬で、足腰を徹底的に鍛えるのである。

 それなりに体に堪えるメニューだが、これができてこそ剣術の「右剣」「左剣」の形が活きてくる。

 形の手順をなぞるだけの楽な稽古では、柳剛流の業前は上がらない。



 3時間目は、まず柳剛流剣術の備之伝と中級者はフセギ秘伝。

 次いで、「右剣」と「左剣」の形を丁寧に繰り返す。

 私と師範代のY氏が打太刀となり、仕太刀の初学者をローテーションさせながら、細かい体や剣の遣い方を手直ししつつ、じっくりと形を錬る。

 こうして3時間の定例稽古は、あっという間に終了した。



 ・・・のだが、定時の間に柴真揚流の稽古ができなかったのは、なんとも残念である。

 そこで、私とY師範代はさらに居残り稽古!

 4時間目は大寒の夕闇の中、寒風に吹かれながら柴真揚流の稽古となった。

 柔術表早業居捕の形17本を、捕と受を交代しながら繰り返す。

 今回は特に拳での水月の当身について、留意しながら形を取る。

 柴真揚流は、「当て倒す」技が多いだけに、形の動きで実際に相手に当身を入れながら(といっても、全力での当身の1~2割の力の入れ具合だが)、当て倒す手ごたえを身につける必要がある。

 また、「真之位」における崩しの理と「ためる」と表現される独特の極め、「袖車」での締めについても、留意しつつ繰り返し形を取った。
 
 同じように当身を重視する柔(やわら)ながら、柳生心眼流の素振のような単独形での鍛錬がない柴真揚流は、やはり相対稽古でみっちりと形=業を錬らなければならない。

(もちろん心眼流の素振二十八ヶ条でも、受を立てての組形の鍛錬が重要なことは、言うまでもない)

 さて次回は、表早業の立合投捨を、たっぷりと稽古しよう。

2001_稽古場
▲野天稽古場での柔(やわら)の稽古は、なかなかに野趣があって楽しい。受け身の鍛錬にもなるしネ(笑)

 (了)
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