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柳剛流突杖の真面目/(柳剛流)

2019年 12月13日 01:54 (金)

 多忙だ。

 日付が変わるちょっと前に、本日の業務が終了。

 心身ともに疲れ切っているが、生きていくためには、働いて金を稼がねばならない。

 一方で、1日稽古を休めば1日分だけ、「下達」する。

 おまけに五十路を過ぎると、体力も気力も、あるいは反射神経も、いずれも衰える一方なのだ。

 それらに少しでも、抗わねばならぬ。

  *  *  *  *  *
 
 ARBやTHE MODSの曲をガンガン流して気分を上げながら、30分のエアロバイク&筋トレで身体をいじめる。

 その後、今晩は柳剛流突杖の稽古。

 三尺棒とも呼ばれる乳切の杖を用い、「ハジキ」、「ハズシ」、「右留」、「左留」、「抜留」の5本の形を遣う。

 柳剛流では、剣術でも突杖でも、また免許秘伝の長刀(なぎなた)でも、足使いは「撞木」を重んじるわけだが、突杖の形は、動きの中で自然に撞木の足使いとなる。

 これは長刀でも同様なのだが、突杖の方がより短く軽い杖を用いての自然な動きとなるので、特に撞木の足使いに慣れてない初学者に対しては、指導効果が高いように思える。

 また柳剛流突杖では、「突杖」という呼び名の通り、業の極めはすべて突きとなる。

 見世物や殺陣のように、杖を不必要にくるくると回したり、ブンブン振り回したりすることはない。

 シンプルに、払い、巻き落とし、抑え、そして突くのみの、実に素朴な業だ。

 このため、柳剛流と天神真楊流を合わせて創流した分派である中山柳剛流では、これらの業を「突之刀法」と称している。

 武技として、徹底的に余分な動きをそぎ落としたところに、柳剛流突杖の真面目があるといえよう。

1805_柳剛流突杖
▲柳剛流突杖 「右留」


 (了)
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