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週末の稽古/(武術・武道)

2019年 11月18日 11:56 (月)

 土曜は、翠月庵の定例稽古。

 まずは一同、警視流立居合で肩慣らし。

 そしてA氏とI氏の初学者2名には、柳剛流剣術の備之伝を指導。

 柳剛流の15の構えについて、ひとつひとつ丁寧に手直しをし、その意味や理合いを解説した。

 一方で、庵主と当庵師範代のY氏は、備15ヶ条フセギ秘伝を稽古。

 構えとその対応を学ぶ一連の体系からも、柳剛流という武術の奥深さが感じられる。

 次いで庵主とY氏は、柴真揚流柔術のおさらい。

 形の理合はもとより特に拍子の位に留意しつつ、表早業居捕の「石火」、「袖車」、「真之位」の形を取る。

 ことに、「真之位」は柴真揚流の根幹をなす重要な形=業=術のひとつだけに、丁寧に理合と実技を一致させるよう心がけた。

 その後、A・I両氏の備之伝を随時修正しつつ、次は庵主とY氏とで、柳生心眼流の稽古。

 「表」、「中極」、「落」の素振21ヶ条を、それぞれ捕と受を交代しながら組形で取る。

 晩秋の午後の風を感じながらマクリを打つのは、なんとも心地よい。

1902_柳生心眼流_2


 稽古のしめは、柳剛流剣術の初手であり極意でもある「右剣」の形を全員で。

 A氏にはY氏が、I氏には庵主が打太刀となって形を打つ。

 運足や運刀など、細かい部分を丁寧に指導するうちに日が暮れ、本日の定例稽古は終了した。



 帰路、有名女優の薬物事案による逮捕の報が、スマホのニュース速報で入り、ちょっと驚き。

 何に驚いたのかというと、なんでいち女優の逮捕が公営放送のニュース速報になるの? という驚きである。

 一国の首相による公職選挙法および政治資金規正法違反、なにより権力者による税金の私物化という「巨悪」の疑いがたいへんに色濃い「桜を見る会問題」をはじめ、もっと報道・追求するべきテーマがあるだろうに。

 「上級国民」と呼ばれる新自由主義的な強者たちのみを肥え太らし、社会的に弱い人たちを踏みにじり続ける、この戦後最悪の「独裁」政権は、いったいいつまで続くのだろうか・・・。



 日曜は、本部稽古のため甲州へ。

 埼玉支部からは、庵主、Y氏、N氏の3名が参加。

 午前中は水月塾制定柔術。

 庵主はルーマニア支部長のC氏と組んで、奥伝の逆取と逆投の形を取り、師の指導を受ける。

 午後は、庵主とY氏とで柳生心眼流の組形を取り、「表」、「中極」、「落」までの素振21ヶ条について、師に細かな手直しをしていただく。

 なかでも、中極の重当ての際、どこに「気」を上げて、どのように当てるのかについての口伝は、たいへんに貴重なものであった。

 午後の稽古後半は、柴真揚流柔術の組太刀。

 師より、「無想」と「取先」の2本の形を伝授していただく。

 その後、庵主が打太刀となってY・N両氏に、柴真揚流の組太刀、「陽炎」、「破軍」、「武意」、そして伝授していただいたばかりの「無想」と「取先」、以上全5本について、師に検分をしていただきながら稽古をつける。

 Y氏もN氏も、柳剛流剣術切紙の腕前なので、柴真揚流の組太刀についても飲み込みが早く、打太刀を執る庵主としても稽古のつけがいがある。

 ほどなくして、本日の本部稽古は終了。

 ルーマニア支部の方々との小宴の後、武州への帰路についた。

 (了)
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