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数稽古/(武術・武道)

2019年 11月10日 08:30 (日)

 昨日は翠月庵の定例稽古。

 所用で稽古場への到着が1時間ほど遅れたこともあり、今回は15時から17時まで、柴真揚流中心の稽古となった。

 当庵では現在、庵主に加えY氏とN氏の2名が、柴真揚流の稽古を行っている。

 本日、N氏に表早業居捕の「飛違」から「二人捕」までの7本を伝授し、これでY・N両名とも、表早業の居捕・立合投捨、合計32本の教伝が済んだ。

 あとはひたすら、徹底的に数稽古である。

図真の位2




 古流武術を嗜む者の中には、ただ単に己の知っている形の手数や知識をのみ誇る人が散見される。

 それどころか、復元あるいは創作した形を勝手に師伝の体系につけ足して、手数の多さを誇る者さえいるという・・・。

 そのような破廉恥な者には、必ず厳しい神罰が下されることだろう。

 「天網恢恢、疎にして而も失わず」、である。

 いずれにしても、手数や知識のみを誇るというのは、単なるコレクターにすぎず、到底、真摯な武術修行者とは言えまい。

 なにより、手数と知識だけの自称・精妙な技など、朝鍛夕練した当身一発で容易に粉砕されてしまう。



 武術修行を志すのであれば、学んだ形を徹底的に反復鍛錬し、その事理を一致させ、己の肉体に染みこませ、さまざまな相手と何度も何度も形を取り、時には乱稽古も行わねばならない。

 こうして「形」を「業」に、そして「術」にまで止揚するのだ。

 そのために、まずなによりも何千何万何十万回と、徹底的に形を取ること。

 質量転化、つまり数稽古である。 
 
 その境地を目指し、我々は今後も粛々と稽古を続けていこう。

 (了)
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