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柔(やわら)における、当身の打ち込み稽古の重要性/(古流柔術)

2019年 10月09日 01:10 (水)

 月曜夜は県立武道館で空手の月例稽古だったのだが、空手をやっていると無性に柴真揚流や柳生心眼流を稽古したくなるのはどうしたものか・・・(苦笑)。

 というわけで、今晩は柴真揚流の稽古。

 まずは表早業居捕17本、そして同立合投捨15本を、手付けを確認しつつ丁寧におさらい。

 特に「真之位」と「袖車」について、動作に留意しつつ形を繰り返す。

 次いで、形の動きに則って当身台への打ち込み稽古。

 柴真揚流の当身、なかでも拳での当ては、彼我接近した柔(やわら)の間合で効かせるだけに、全身での統一力で拳を打ち込むことが重要となる。

 実際に翠月庵で門人に指導をしていても、多くの場合、柴真揚流の拳での当ては、慣れないうちはなかなか適切に威力が乗らないようである。

 このため当身台への打ち込み、あるいは胴プロテクターへの打ち込みで、十分に「当て具合」を体感しておく必要がある。

 これは、柴真揚流で多用する下段への蹴込についても同様で、実際に稽古で受が胴プロテクターを装着して捕に蹴込を入れさせても、なかなか威力のある当てになっていないことが多いのである。

 なお、これは余談になるが、空手でも巻き藁突きやミット打ち、サンドバッグや砂袋への打ち込みなどの稽古を十分に行わず、形稽古や寸止めまたはライトコンタクトの組手のみしかやっていない人の場合、実際に「効かせる当て」を入れられないことが少なくない。

 やはり、「身の内1~2寸」という当身の真髄は、実際に打ち込む稽古を十分にしてこそのものであろう。

 柔(やわら)にせよ、空手にせよ、それを武技として磨くのであれば、こうした稽古が必須であることは、何度でも強調したいところだ。

 当身の打ち込み稽古の後は、柴真揚流の小太刀居合(素抜)3手、棒の形3手、剣術形3手をおさらい。

 たっぷりと汗をかいて、今晩の稽古を終えた。

 それでは、ひと風呂浴びて休むとしよう。

ken.jpg
▲親指を握り込んだ、柔術特有の拳

 (了)
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