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「右剣」を磨く/(柳剛流)

2019年 09月29日 19:31 (日)

 昨日の翠月庵定例稽古では、新人のAさんを相手に、柳剛流剣術で学ぶ最初の一手である「右剣」にじっくりと取り組んだ。

 柳剛流の真面目は、脚斬り(断脚之太刀)と跳び斬り(跳斬之術)にあるわけだが、この2つのすべてのエッセンスが、入門者が最初に学ぶ「右剣」の形に込められている。

 誤解を恐れずに言えば、柳剛流のすべての業=形=術は、いずれも「右剣」の応用変化であるといっても過言ではない。

 それだけに、この形をどれだけ己のものにできるかが、柳剛流の大成へ直結しているのである。

 このため昨日は、形稽古に入る前に「右剣」の形の中で要求される柳剛流独特のさまざまな動きを抽出し、それを反復鍛錬することから指導を開始。

 私個人としては、こうした近代武道的な部分強化の稽古から始めるアプローチよりも、初心からひたすら仕太刀と打太刀で形を打ち練り込んでいく昔ながらの稽古法の方が好みだし、実際、若いころはそのような指導を受けてきた。

 しかし、特に剣術の稽古経験のない現代の若者に対しては、まずは剣術における基礎鍛錬をしっかりと行った上で、形稽古に入っていくほうが効率的なのだろうなと考えている。

 というわけで私も指導しながら、ひたすら跳び斬りの素振りや折敷いての脚斬りを繰り返し、なかなかフィジカルに堪える稽古となった。

 我ながら、もっと柳剛流居合をやり込んで、下半身を強化しておかないとダメだなと、しみじみ実感した次第・・・(苦笑)。

190505_柳剛流_左剣
▲柳剛流剣術の真面目たる、折敷いての脚斬り(仕太刀:吉松章、打太刀:瀬沼健司)

  (了)
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