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逝きし世の面影/(身辺雑記)

2019年 04月30日 10:59 (火)

 今日で「平成」が終わり、明日から「令和」が始まるそうな・・・。

 「そうな」などと他人事風なのは、実際に他人事だからである。

 今日も仕事をして稽古をして酒を呑んで本を読んで寝て、明日も仕事をして稽古をして酒を呑んで本を読んで寝てと、元号が変わっても私の日常は、特段何も変わらない。



 とはいえ、30年以上続いた平成の世が今日で終わると言われれば、いささかの感慨はある。

 平成元年に、私は20歳となった。

 そして今年、50歳になる。

 つまり平成という時代とともに、私は二十代、三十代、四十代の30年間を過ごしたというわけだ。

 ひとりの人間にとって、20歳から50歳までの30年間というのは、人生の中心的な時期だといっても過言ではあるまい。

 私個人の平成史を超ざっくりと振り返れば、二十代は出版業界の門を叩いてフリーランスとして独立、30代は古流武術を離れて空手道に打ち込み、40代は手裏剣術を研鑽しつつ再び古流武術の門へ還ってきた。



 日本人男性の平均寿命が81.09歳。

 しかし、私のふた親はいずれも73歳で死んでいることから、自分もおそらく長くとも70歳くらいが寿命だろうなと思っている。

 その上で、武芸の実践者として、ある程度身体が動くのは、あと10年くらいだろうか・・・?

 そう考えると、もうあまり時間はない。

 ま、身体が利かなくなったら、武芸については後進の育成に専念しつつ、卜占や東洋医学の勉強を楽しみながら、心静かに暮らしたいものだ。



 なにはともあれ来るべき令和の時代も、座右の銘である「潜竜」の教えを我が心に置きつつ、限られた時間を大切に、仙台藩角田伝柳剛流を中心とした伝統武道の研鑽と伝承に努めていこう。


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潜竜用いるなかれとは、何の謂ぞや。
子曰く、竜の徳あって隠るるものなり。
世に易(か)えず、名を成さず、世を遯れて悶(いきどお)るなく、是とせ見(ら)れざれども悶るなし。
楽しめばこれを行い、憂うればこれを違(さ)る。
確乎としてそれ抜くべからざるは、潜竜なり。
(『易』 文言伝より)
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 (了)
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