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パワハラ被害者に「反省文」を書かせるトンチキたち/(時評)

2019年 03月11日 11:05 (月)

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体操協会、宮川選手に反省文要求 池谷幸雄氏に厳重注意
3/9(土) 17:25配信/朝日新聞デジタル

 日本体操協会は9日、理事会を開き、リオデジャネイロ五輪女子代表の宮川紗江選手(19)が「パワーハラスメントを受けた」と塚原光男副会長(71)と塚原千恵子・女子強化本部長(71)を告発した問題で、宮川選手の一部の言動が千恵子強化本部長の名誉を傷つけたなどとして、宮川選手に反省文の提出を求めることを決めた。反省文はすでに提出されているという。
(以下略)

■出典元
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190309-00000045-asahi-soci
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 未成年の女の子が、勇気をもってパワハラを訴えた。

 そこには子ども特有の思い込みや、事実誤認もあったかもしれない。

 しかし、それも含めて、周囲の大人たちは大きな度量で、本人の感じた苦しみや辛さを受け止め、ハラスメントを無くしていく。

 そのようにしてアスリートとしての「力」を伸ばし、人としての「心」を育てていかなければならない。

 にも関わらずだ。

 パワハラを訴えた本人に対して、

 「反省文を書け」

 という、さらなるパワハラを加える。

 日本体操協会ってのは、馬鹿なの?

 つうか、なんだい「反省文」ってのは。

 小学校かよ、ってんだ(怒)。

 器量のちっちぇヤツらだぜ、まったく・・・・・・。

  *  *  *  *  *
 
 まことにもって、この世の中でパワハラやモラハラほど、低俗で下劣で、くだらなくバカバカしいものはない。

 しかし社会には、そういう低俗で下劣でくだらなくバカバカしいことをするアホウが結構いるということも、まことに残念なことながら渡世の現実である。

 幸いなことに、私はこの道の師や先輩に恵まれてきたこともあり、これまで37年間の武術・武道人生で、パワハラやモラハラをされたことは、一度もない。

 一方で若いころのバイトや、大人になってからの職場などでは、これまで何回か、そのようなハラスメントを受けた経験はある。

 つらつら思うに、会社やスポーツ団体とは異なり、武術・武道の世界では、万が一、理不尽なパワハラやモラハラを受けた場合でも、最終的にはてめえが腹をくくった上で、

 「ぶん殴って、辞めちまう」

 という、たいへん男らしい(女らしいでもよいが・・・)解決法がある(笑)。

 「舐められたら●す!」というのも古くからの武人の本懐であり、やられたらあらゆる手段をとってでも倍返しが武芸者のならいだ。

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▲『バンデット -偽伝太平記-』(河部真道/講談社)より



 こうした武術・武道の世界ならではの清々しさが、私はとても好きである。

 ま、場合によっては、パワハラ野郎に返り討ちにされちゃうかもしれないけどな・・・(苦笑)。

 だからみんな、頑張って稽古して勁(つよ)くなろう!

 ココロとカラダが共に「勁い」ということは、人生においてとても大切なことなのだ。

  *  *  *  *  *

 パワハラやモラハラというのは、上位者のたんなる気分で、下位者の「魂」を破壊してしまいかねない、人としてもっとも忌むべき、恥ずべき行為である。

 そこには、

 「人を慈しみ、育てる」

 という、上位者としての愛情や思いやりが、決定的に欠如している。

 そういう意味で、私自身、少ないながらも弟子を持つ身であり、自分の立ち居振る舞いや言葉が弟子にとってパワハラやモラハラになっていないか、平素から注意するよう心がけている。





 とまあ、朝から冒頭のニュースを読んで、街の片隅を這いずり回る酔っ払いのオッサンも、久々に怒り心頭といった心持ちになってしまったゆえ、こんな駄文を書き散らした次第。

 とりあえず、日本体操協会のお偉方連中に言いたいのは、

 「選手をもっと大切にしろよ、このトンチキ!」

 ということである。


 どっとはらい。

 (了)
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