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旅の宿で・・・・・・/(身辺雑記)

2019年 02月06日 11:34 (水)

 私は、旅先の宿で、チェックインをしようとしている。

 宿は、昭和時代によく見られた鉄筋の学校の校舎を利用したもので、不思議と懐かしい。

 書類に記入をしていてふと視線を移すと、レセプションカウンターの横にある小さな応接セットに、数年前から疎遠になってしまった武友のA氏が座っていた。

 ああ、あの時のことは、ここで謝っておかなければなあと思い、チェックインの手続きを止めて声を掛ける。

 「今思えば、私も大人げなかった。申し訳ない」

 と謝ると、

 「いやいや、こちらも気づかいが足らなかったですよ。ま、水に流しましょう」

 と笑う。

 それにしても彼の髪が、真っ白い総白髪になっているのはちょっと驚きだ。



 チェックインをすまし、部屋で旅装を解いて外に出る。

 元は学校だった建物だけに、玄関にしても校庭にしても、なんというか郷愁に満ちた雰囲気だ。

 誰もいない体育館で稽古着に着がえ、しばし柳剛流の稽古。

 剣術の「右剣」「左剣」から、突杖、居合、長刀(なぎなた)、そして殺法の当身までをおさらいをする。

 次いで、受を執ってくれる相手はいないのだが、柴真揚流柔術も復習。

 しかし、いくら探しても脇差が見つからず、結局、柔(やわら)の稽古だけで、小太刀居合ができなかったのが残念だ。



 ひと汗かいた後、体育館の外に出た。

 建物の裏にまわると、柳剛流祖・岡田惣右衛門の頌徳碑がある。

 ああ、なんでか分からないが、こんなところにも流祖の頌徳碑があるのだなあと感動をするも、なぜか石碑の横が粗雑な廃材置き場になっており、それはちょっと不謹慎というか、廃材なんかはもっと別の場所に置けよと、いささか立腹する。

 それにしても、この風景、昔、私が通っていた小学校の体育館裏にそっくりなんだが、なんでそんなところに流祖の頌徳碑があるのだろうか?

 まことに不思議なことである・・・・・・。

  OKAYAMA_ICHINOMIYA_HIGH_SCHOOL.jpg




 ・・・・・・、という夢を見た。

 なにか、いろんなことが、いろんな意味で示唆的な気がするが、とりあえず今日も締め切りが2つある。

 郷愁や思索にひたる前に、まずは慌ただしい日常をしのがねばなるまい。

 南無八幡大菩薩。


 (おしまい)
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