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2月の水月塾本部稽古~柴真揚流、花押講習、座学、甲陽水月流/(武術・武道)

2019年 02月04日 11:03 (月)

 昨日は、水月塾本部での稽古。

 午前中は師のご指導の元、兄弟子である関西支部長Y師範に打方を執っていただきながら、柴真揚流柔術の棒の型と剣術の型を稽古。

 柴真揚流の棒は、シンプルで飾り気がなく、棒術や杖術を専科とする人からすると、地味で面白みがないかもしれない。

 しかし、私のように棒や杖を専科としてこなかった者からすると、これは柳剛流の突杖もそうだが、むしろ質実剛健でたいへんに実践的なものと感じられ、好ましく思う。

 また、柴真揚流における剣術の組太刀は、袋竹刀による「当て止め」で行うものだ。

 久しぶりに袋竹刀を手にし、手の内を締めながら打ち込む稽古は、木刀を使った組太刀とはまたひと味違った爽快感がある。

1901_柴真揚流棒の型
▲柴真揚柔術 棒の型「返し当」 (打方:山根章師範、仕方:瀬沼健司)



 午前の稽古のシメは、師より花押の書き方についてご指導をいただく。

 私は、なにしろ子供の頃からの筋金入りの悪筆なものだから悪戦苦闘(苦笑)。しかし、これもまた修行なり。

1901_花押の稽古
▲師に手直しをしていただきながら、自分の花押を丁寧に書く



 食事の後は、座学。

 今回は師より、「武術における丹田の動き」について、ご講義をいただいた。

 丹田に対する理解・感覚は、武術修行には欠かすことのできないものであるが、一方で我々は武芸の実践者として、あまりにも日常的に「丹田」というものを捉えがちなので、このように改めて言語化・視覚化してその事理をご解説していただけるのは、修行者として、また武術の指導に携わる者としても、たいへんに貴重な学びの機会であった。



 座学の後、午後の稽古は、甲陽水月流柔術(水月塾制定日本柔術)の稽古。

 午前に引き続き、Y師範に受を執っていただき、初伝段取と中伝段取を行う。

 それぞれ10手の業を連続的に掛け、外し、防ぎ、再び掛けることを続ける段取の稽古は、技術的に非常に高度で、フィジカル的にも負荷の高いものだが、それだけに鍛練となる。

 午後の稽古のシメは、渋川流柔術の鍛錬法である外物の「胸押し」。

 私は初めてこの鍛練を行ったのだが、これは非常に合理的かつ安全に、柔術に必須の腰の据わりや粘り、体幹の強さ、股関節などの柔軟性が養えるとともに、統一的な柔らかい体の使い方を錬ることができる、たいへん有意義な鍛錬であることが実感できた。

 これはぜひ、普段の稽古でも取り入れようと思う。

 朝の9時から夕方5時まで、実技、手習い、座学、鍛錬と、今回も武芸三昧の充実した時を過ごすことができた。



 稽古後は、いつもの通り、師に同道させていただき、皆さんと共に小宴。

 日本で一番旨い馬刺しと馬モツ、そしてここでしか呑めない跳び斬り・・・、じゃなくて、とびきりの旨酒を堪能。

 私は久々に呑んだので、結構酔っ払ってしまったようである。

 ちょっと宴席での記憶があいまいだが、多分、粗相はなかったかと思う。

 多分・・・。

 ・・・。

 (了)
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