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平成30年を振り返って/(武術・武道)

2018年 12月30日 01:01 (日)

 門松は冥途の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし(一休宗純)




 さてさて、今年もあとわずかとなった。

 来年5月で元号が変わるとかで、平成最後の年末年始である。

 1年を振り返ると、仕事も私生活も、そして武芸も比較的平穏であったかと思う。

 今年最も大きな出来事は、6月、翠月庵門人筆頭である吉松章、そして次席長峰浩二の両名が、国際水月塾武術協会最高師範・小佐野淳先生より柳剛流剣術切紙を賜り、私も両名の師匠として、伝授巻に押印・花押の署名をさせていただいたことだ。

 2人の門人に、柳剛流の道統の最初の門を通過してもらえたことは、柳剛流を愛する者として、これ以上の喜びはない。

 願わくば両名がさらに精進を重ね、目録、そして免許となり、後世に柳剛流を伝えてくれることを心から願う。
 
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▲平成30年5月5日、水月塾主催奉納演武会にて。師を囲み、埼玉支部/翠月庵門人一同で



 自分自身の稽古については、今年は柔術の稽古に大きな伸展があった1年であった。

 現在、水月塾で必修となっている甲陽水月流について、12月に師より初目録を賜ることができた。

 また柳生心眼流については、当庵の吉松氏が熱心に稽古をしてくれ、これにより私も心眼流の組形の稽古がこれまで以上にできるようになったのは、ありがたいことである。

 さらに今年からは、今や全国でも水月塾にしか伝承されていない貴重な古流柔術である、柴真揚流の稽古をさせていただけるようになり、私自身の柔術の稽古に対するモチベーションが、たいへんに高まっているところだ。

 思えば私の武術修行の始まりは、今から37年前、12歳で入門した八光流柔術伊豆道場からであり、高校時代にはわずかな期間ではあったが東京まで通い、故久保田敏弘先生から天神真楊流柔術のご指導をいただけたことも、強く記憶に残っている。

 そういう意味で、自分の武術修行の原点は柔術であり、今、「原点回帰」しているのだともいえるだろう。

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▲水月塾本部にて、甲陽水月流柔術の稽古



 来年の抱負については、引き続き仙台藩角田伝柳剛流兵法を自らの武術修行の根幹・土台に据えつつ、柳生心眼流、柴真揚流、甲陽水月流の各柔術について、今年以上に力をそそいでいきたいと思う。

 手裏剣術については、これもまた原点に立ち戻り、4~5間での打剣の威力と精度の向上に努めていく所存だ。

 空手道に関しては、来年は「松村ローハイ」を、もう少し高いレベルに仕上げていければと考えている。



  さて、平成30年も、たくさんの方々のお世話になりました。

 我が師である国際水月塾武術協会の小佐野淳先生には、各流の業はもとより、武芸に関する様々な有職故実について、今年も惜しむことなくご教授を賜り、本当にありがとうございました。来年も、変わらぬご指導をいただければと存じます。

 また、水月塾の各師範方および本部の皆さんにも、たいへんお世話になりました。来年も、共に清々しく稽古ができることを楽しみにしております。

 翠月庵の友好団体である、戸山流居合抜刀術美濃羽会中津川稽古会のO先生と同稽古会の皆さんには、今年も変わらぬお付き合いをいただきありがとうございました。次は4月の演武会で、またお会いしましょう。

 いつも存分に手裏剣を打つことができ、腹の底から掛け声が出せる貴重な「場」を提供してくださる、行田稽古場の家主様にも、心よりお礼申し上げます。

 そして、最近いささか内容がマンネリで先細り傾向ではありますが(苦笑)、私の主観あふれる本ブログを読んでくださる数少ない読者の皆さんにも、感謝申し上げます。

 ありがとうございました。

 最後に、いつも笑顔で私を支えてくれる「S」へ、今年も1年間、本当にありがとう。


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 それでは平成31年も引き続き、武術伝習所 翠月庵/国際水月塾武術協会埼玉支部を、宜しくお願い申し上げます。

 皆さま、良いお年をお過ごしください。

 翠月庵主/国際水月塾武術協会埼玉支部代表
 瀬沼健司 謹識 

 (了)
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