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演武を振り返って/(柳剛流)

2018年 10月23日 00:42 (火)

 先の日曜に参加した「松代藩文武学校武道会 第25回  秋の武術演武会」は、私にとっては平成30年度最後の演武となった。

 今回は数か月前に師より、「次の松代の演武では、柳剛流居合をやるように」との言葉をいただき、以来、居合の鍛練に集中してきたのである。

 柳剛流居合は、折敷いた姿勢から跳び違いながら斬撃を行うのだが、その際の胴造りについては、特に留意して稽古を重ねてきた。

 また、柳剛流居合では長尺刀での鍛錬が奨められるため、今回も2尺8寸の居合刀で演武をした。

 そこで自宅では、手製の紙鞘を使いながら、4尺4寸2分(刃長3尺3寸)の木太刀で、抜付と納刀を徹底的に繰り返してきた。

 このため演武本番では、2尺8寸の居合刀をスムーズに操作することができたかと思う。

 一方で課題としては、自分の演武動画を確認すると、抜付けの後の袈裟斬りの刀勢が、やや弱いように感じられた。

 この袈裟斬りは、跳び違いながら相手を10万由旬の地獄の底まで斬り伏せるような、激しい気勢での斬撃にしたいものだ。

 また、納刀の際、まだ若干上体がブレるところがあるのも、次の課題である。

1810_柳剛流居合_演武1
▲柳剛流居合は、折敷いた姿勢から跳び違いながら斬撃を行う



 心法としては、いつもと同様に、

夫(それ)剣術は敵を殺伐する事也。其殺伐の念慮を驀直端的に敵心へ透徹するを以て最用とすることぞ(平山子龍『剣説』より)



 ということで、待中懸の気勢を満たして演武に臨んだ。

 分かりやすく超訳すると、「ここにいる全員ぶっ●す!」という旺盛な闘争心を心の中一杯に満たし、しかしその意識を一切に外に出さず、闘争心の「色を消す」のである。

 こうすると、不思議なほどに緊張をしない。

 私のように、「懸待一如」といった高い剣の境地には程遠い凡夫俗物は、試合や演武の際には、このような野蛮な「待中懸」の心法で臨むのが一番であると、体験的に思っている。



 フィジカル面では、今回は体重を落として演武に臨んだが、最終的には演武前の10日間で、ぴったり4㎏体重を落とすことができた。

 糖質制限とカロリー制限、有酸素運動と筋トレの組み合わせで、筋力を落とさずに減量の目標値をクリアすることができ、自分としてはたいへん軽やかに跳び違いをすることができたと思っている。

 せっかくなので、このままもうしばらく減量を続け、できればあと10キロくらい落としたいなと思っているのだけれど、飲酒の誘惑に勝てるかどうかが課題であろう(苦笑)。

1810_柳剛流居合_演武2
▲柳剛流居合 「右行」


 さて、次の演武は、来年4月の苗木城武術演武会である。

 この演武は、例年、手裏剣術がメインとなる。

 まだ本番までは半年もあるけれど、ぼちぼちと準備をしていきたいと思う。


 そして、いつもの如く、演武の後は、大体2~3日はバーンアウト(燃え尽き症候群)である・・・。

 演武を終えて日曜の午後に帰宅したのだが、その日の夜はもちろん、原稿がたまっている月曜も、ほとんど筆が進まずになんとなく、ぐったりとしていた・・・。

 明日(というかすでに今日だが)からは、気を取り直して、日常に戻らねばなるまいね。

 (了)
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