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脚を斫る之術、是より先の諸家未だ嘗て講ぜざる/(柳剛流)

2018年 07月17日 23:45 (火)

 酷暑であり、しかも多忙である。

 しかし、西日本の豪雨災害で被災された方々の直面している厳しさを考えれば、なんのこともない。

 私など、ただ暑さにまいり、押し寄せて来る締め切りと原稿料の安さにまいっているだけだ。


 仕事を終えて稽古着に着がえ、4尺4寸2分の柳剛流の長木刀を手に、しばし稽古。

 わずか小半刻、木太刀を振るっているだけで、汗が滝のように流れる。

 今晩はあまり時間がないので、柳剛流剣術の「右剣」と「左剣」に集中する。

 これまでも、くどいほど何度も指摘していることだが、柳剛流の門を叩く者が最初に学ぶこの2つの剣術形に、当流の「業」と「術」の全てのエッセンスが込められている。

 誤解を恐れずに極論すれば、目録で学ぶ「当流極意」といわれる6本の柳剛刀にしても、あるいは免許秘伝の長刀にしても、突杖を除く全ての柳剛流の業は、この「右剣」と「左剣」の応用変化であるといって過言ではない。

 だからこそ初心者も熟練者も、業前の浅い深いに関わりなく、柳剛流を修行する全ての人は、この2つの形を生涯をかけて、「術」として成り立つものとなるよう磨いていかなければならない。

1706_柳剛流「右剣」


脚を斫る之術、是より先の諸家未だ嘗て講ぜざる所にして、先生意を以て之を剏め、特に其妙を極む。(「柳剛流祖岡田先生之碑」石巻市大門崎)



 (了)
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