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西へ/(武術・武道)

2018年 04月14日 03:50 (土)

 本日は毎年恒例となっている、岐阜県中津川市にある苗木城での演武だ。

 今回は諸般の事情で、翠月庵/国際水月塾武術協会埼玉支部としては、私ひとりでの参加である。

 演武は年間で4回ほどあるが、手裏剣術を披露するのは、この苗木での演武のみだ。

 考えてみると、演武で初めて手裏剣を披露したのは今から11年前、2007年の香取神宮における奉納演武であった。

 この時はまだ、手裏剣屋としてはひよっこだったので(笑)、間合2間からの逆体の打剣と刀法併用手裏剣術を披露した。

 今思えば、間合い2間からの打剣など、手裏剣術者としてひと様の前で披露するようなレベルのものではないのだが、それでも50人以上の他流武術家の前で行う手裏剣の演武の緊張感は、なまなかなものではなかった。

 以来、10年が過ぎ、手裏剣術の演武は何度も行ってきたけれど、何回やっても緊張することに変りはない。

 これまで苗木での演武では、4間打ちや脇差を打つ飛刀術なども披露してきたけれど、今日は原点に還って基本のシンプルな3間打ちを行うつもりだ。



 手裏剣の演武に加え、昨年は柳剛流の剣術や突杖、居合を演武したのだが、今年は私ひとりでの参加ということから、八戸藩伝神道無念流立居合十二剣を披露する。

 神道無念流の立居合は、柳剛流に次いで師に伝授していただいたものだ。

 柳剛流には居合があるけれど、立合での抜刀術がないので、両者の併修はバランスもよいだろうとのことで、以来、柳剛流の稽古と合わせて取り組んできた。

 逆袈裟の抜打ちと袈裟斬りの二の太刀を中心に構成される、八戸藩伝の神道無念流立居合は、他系統の神道無念流の立居合とは、かなり趣きが異なるという。

(実は私は、他系統の神道無念流の立居合を拝見したことが無いので、どう違うのかあまり実感していないのであるが・・・)

 いずれにしても師伝に恥じない演武を披露すべく、ここ数週間は門人に柳剛流を指導する以外、自分の稽古では手裏剣と神道無念流の稽古に専念してきた。

 すでに手裏剣の切先は研ぎあげ、刀の目釘も打ち換えた。



 では、西へ向かうとしよう。


 切り結ぶ太刀の下こそ地獄なり
             踏み込んでみよ極楽もある(柳剛流 武道歌)



140106_円明流手裏剣1


 (了)
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