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大寒雑感/(身辺雑記)

2018年 02月04日 11:05 (日)

 風も無く朝から陽ざしも温かい日曜日だが、私は今日も仕事だ。

 今月も休みは合計2日間しかなく、月末までに解剖生理学の単行本の原稿を100ページ書き、医療雑誌のインタビュー記事を3本まとめ、某通信大手の幹部にインタビュー取材を行い、某流通大手の福利厚生関連の冊子のコラムを書き、横浜の旅行ガイドブックの編集をしつつ、インバウンド向けの飲食店の紹介記事を90軒分(!)書かなければならない。

 もちろん、全部自分一人でだ。

 こんなに休む間もなく働いているのに、暮らし向きはいっこうに楽にならず、今日も玄米粥と卵焼きとおこうこの食事、晩酌は月桂冠糖質ゼロのぬる燗とモウカザメの煮つけで糊口をしのいでいるというのは、実に不可解である。

 たまには、外神田の「いし橋」のすき焼き(霜降り)コースとか、丸の内の「アンティカ・オステリア・デル・ポンテ」の季節のシェフおすすめノルチャ産黒トリュフディナーコース・アップグレードなんぞを堪能したいものだが、そんなことよりも、このクソ寒いのにシャワーからお湯が出なくなりつつある、我が家のぶっ壊れた40年物の風呂釜を交換せねばならぬ。

 ちなみに風呂釜の交換代は、20数万円だそうな・・・・・・。

 このような生活の中、一方では日々、柳剛流を中心に、柳生心眼流、水月塾制定日本柔術、神道無念流立居合、荒木流抜剣、手裏剣術、空手道の稽古に勤しみつつ、週末には翠月庵で門弟に指導を行い、本部稽古にも参加をする。

 要するに何が言いたいかというと、今月も私はたいへん忙しいにもかかわらず、ちっとも儲かっていないということだ(爆)。

 ならばこんな駄文を朝から書かずに、さっさと某医療法人の理事長のインタビュー音源のテープ起こしを始めればよいのだけれど、そこがそれ、人間という生き物の一筋縄ではいかないところで、こんな天気の良い日曜の爽やかな朝に七面倒くさいテープ起こしなどを始める気分にもなれず、駄文を書くことで現実逃避をしてるわけである。



 さて、

 昨日は翠月庵の定例稽古の日であったのだが、私にどうしても外せない急な仕事関係の所用が入ってしまったことと、たまたま門弟もみな所用や病欠で稽古には不参加であったことから、急遽、定例稽古は休みとした。

 その分、夜の拙宅での稽古は、いつもよりも長めに行う。

 まずは鏡に映った己を相手に、柳剛流の備之伝と備十五ヶ条フセギ秘伝の稽古を行う。

 この、柳剛流独特の稽古法は、一人稽古でもあるいは相対稽古でも、実に良い稽古法だなと思う。以前にも書いたかもしれないが、私見するに、この稽古は形稽古と撃剣の稽古をつなぐ位置づけにあるように思える。

 また、太刀筋や位詰というものについても、この稽古は深く考えさせてくれるものだ。

 次いで剣術。

 基本であり極意でもある「右剣」と「左剣」から、当流極意と言われる柳剛刀6本までの形を、先の本部稽古で師より指摘された点に留意しつつ丁寧に行う。

 最近ようやく、足で地を蹴らずに太刀の道に従った飛び違いが多少はかたちになってきたが、ちょっと油断をすると、すぐに足で地を蹴ってしまう。

 かつて、無敵の女武芸者・園部秀雄に「跳斬之妙術」と言わしめた柳剛流の飛び違いを、自分がどこまで体現できるのか?

 突き付けられた課題はあまりにも厳しく難しいが、それを目指して精進を重ねるしかない。

 次いで突杖。

 剣術や長刀と異なり突杖については、ここ数日、どうもしっくりと行かない・・・・・・。しかしそれも、稽古を通して解決していくしかないだろう。

 そして、長刀(なぎなた)。

 長刀も剣術と同様、太刀の道に従って飛び違うことで、地を蹴ることなく正しく飛び違うことができるということを実感する。

 また、長刀での飛び違いを十分に錬った上で剣術に立ち返ると、さらに剣術での業=形の遣い方が見えてくる。

 これぞまさに、総合武術である柳剛流の面目躍如といったところだ。

 稽古の〆は、殺活術の部位をおさらいしつつ、その部位への当ての単錬。

 なおこの柳剛流殺活術に関しては、「活」は師よりの実伝であるが、「殺」については角田伝及び武州・岡安伝の伝書を参考に私が勝手に稽古しているもので、師伝のものではない。

 このことは、本ブログでもたびたび記述しているけれど、改めて明言しておく次第である。



 稽古後、節分の夜ということでささやかに豆をまく。

 しかし「鬼はそと」は唱えず、「福はうち」のみを唱える。

 これで「おにた」も、引き続き我が草庵に、居着いてくれることだろう。

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 (おしまい)
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