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翠月庵の稽古始め/(武術・武道)

2018年 01月07日 00:10 (日)

 昨日は、今年の翠月庵の稽古始めであった。

 幸い風もない小春日和で、野天稽古場にとってはベストな陽気の中、まずは手裏剣を打つ。

 2間から5間までの基本打ちの後、本日は思うところがあり、3間打ちに集中。

 順体、逆体、歩み足の基本3種の打ち方で、4寸的を打つ。

 「置きに行く」打剣ではなく、その一打で相手の死命を制する気勢での打剣では、3間4寸的はなかなかに厳しい。

 また、ここ最近、打剣の際の呼吸にも思うところがあり、いかに無声の掛け声と呼吸に、手離れを合わせるのかを心掛けながら、一心に打剣に励んだ。



 手裏剣術の後は、柳剛流の稽古。

 まずは備十五ヶ条フセギ秘伝による相対稽古。これはいわば、自由攻防の静的・心的な稽古である。

 次いで形稽古では、当庵筆頭のY氏を仕太刀に、私は打太刀を執る。

 剣術では、基本かつ極意の形である「右剣」と「左剣」、そしてこの右剣・左剣の実践技法である当流極意柳剛刀のうちの二手、「青眼右足刀」と「青眼左足刀」の形稽古を通して、足で地を蹴ることなく「太刀の道」に従って行う、柳剛流ならではの「跳斬之妙術」を重点的に指導。

 さらに、これもまた当流極意柳剛刀の一手である「飛龍剣」では、五輪書でいうところの「かつとつといふ事」と同じ剣理を、じっくりと解説・指導した。

 突杖、そして居合についても、細かい点を手直ししながら、何度も形を繰り返す。

 こうしてアッという間に、定時の稽古が終了。

 今回は柳剛流長刀や制定柔術の稽古もする予定であったのだが、残念ながら時間切れとなってしまった。

 門下一同、業前が進むほど、稽古すべき内容と科目が増えてくるため、多くの場合、柳剛流と手裏剣術の稽古だけで時間切れになってしまい、柔術の稽古が十分にできないのが現状だ。

 当庵は、土曜の15時から17時までの2時間が定例稽古なのだが、今後は開始時刻を少し早めるなどして、全体の稽古時間を伸ばす必要があるかもしれない・・・・・・。

 いずれにしても、今年も真摯に、そして快活に、武術としての手裏剣術と、柳剛流をはじめとした古流武術の稽古そして指導に粛々と励んでいこうと思う。

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 (了)
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