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柳剛流を通じての、善意の皆さんとのつながり/(柳剛流)

2017年 07月19日 02:40 (水)

 柳剛流に関する貴重な書籍のひとつである、『増補・改訂 宮城県 角田地方と柳剛流剣術-日本剣道史に残る郷土の足跡-』の著者である南部修哉さんが、新しい史料を送ってくださった。

 それは、仙台藩角田伝の「柳剛流剣術免許巻」と、「柳剛流殺活免許巻」の新たな読み下し文である。

 漢文の、しかも白文の読み下しというのは、私もいつも難渋している。なにしろ、1つ間違えると、文意がまったく変わってしまうからだ。

 このため、改めてご自分の著書に掲載されているものを見直し、より正確を期した「改訂文」を、送ってくださったというわけだ。

 早速、拝読させていただく。

 たしかに以前のものより、実践者の視点から読んでも、より文意がスムーズになっているようで、ご苦労の跡がしのばれる。



 それにしても柳剛流に関して、南部さんをはじめ多くの方が、貴重な史料の数々を快く見せてくださったりお送りくださる、あるいは情報や知見をお知らせくださるのは、本当にありがたいことだ。

 それもこれも、柳剛流を大切に思ってくださる皆さんとの、webを通じた大切でありがたいご縁である。

 webのダークサイドを象徴するようなげんなりする出来事がある一方で、このような形でweb社会における善意の恩恵に浴しているのもまた事実だ。

 このような皆さんからのご期待を裏切らないためにも、私たちは仙台藩角田伝柳剛流という宝を大切に守り、流祖伝来の「術」を練磨し、流祖が諭すように鍛錬を通して人格の陶冶に励み、このかけがえのない業と思想を次世代へつないでいかなければならないとしみじみ思う。


 人と人との縁というのは、汚辱にまみれたものもあれば、すがすがしく清廉なものもあり、「やはり人間、捨てたもんじゃあないな」と、改めて心洗われた次第である。

 さて気を取り直して、本日も柳剛流の稽古に精進しよう。

170719_021409.jpg


  ~打つ人も打たるる人も打太刀も
                心なとめず無念無心そ(柳剛流道歌)~


 (了)
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