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朝鮮三島 向附皿/(数寄)

2009年 06月14日 23:47 (日)

 ・・・といっても、もちろん写しだ。

 私は骨董を買うほど、財布に余裕はない。

 商品名は「朝鮮三島 先附」となっていたが、いわゆる「礼賓(らいひん)三島」の写しである。

俯瞰
▲ちょうど本で、礼賓三島について読んでいたところ、偶然、ネットで発見!
こういうシンクロニシティは、事物や武の世界ではよくある


 以下、豆知識。

 ■礼賓三島とは?
 
   礼賓三島は見込みに「礼賓」の象嵌文字のあるもので、平茶碗が多い。これはもともと、
  礼賓寺という外国の賓客を接待する李朝時代の役所の調度品である。印捺した象嵌銘
  の書体はなかなか風情があって、雅味津々たるものがある。
                                  (『茶のやきもの』満岡忠成著より)

 
 たしかに、雅味津々である。写しだけど(笑)。

アップ
▲料理を食べると、皿の下から「礼賓」の文字が。ひとりVIP気分である


 手に持った感じは意外に重い。高台は無釉であり、ここだけ土の質感を残すというのが、また、ダサかっこいい三島の味を引き立てる。

高台
▲この、うにょうにょの線模様が、三島暦に見え
る・・・・かね


 先日手に入れた、三島手の青磁の茶碗と並べると、三島の変遷、いわば朝鮮半島における、高麗青磁→三島という、やきものの歴史の変遷を感じられるというものである。ちょっと大げさだが、まだ酒が抜けきっていないので、あしからず。

 組み合わせ
▲高麗青磁が退化したのが三島。右の茶碗は青磁の三島手。退化して左
になる。この退化を、「雅味」と見たのが、往時の茶人


 いやまったく、青磁もいいが、三島もまた良い・・・。

 盛り付けるころには、もう酔っ払ってしまって、露光もなにもあったもんじゃあない写真で、ちっとも旨くなさそうだが、実際にはブリも器も、たいへん美味であった。

 盛り付け
▲この器で一杯やるために、今日は「なんちゃって
懐石」にチャンレンジ。作りながら、飲んで喰う!

 いや三島・・・、いいねえ・・・。

 (了)
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