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目釘を打ち換える/(武術・武道)

2019年 10月06日 18:42 (日)

 久しぶりに締め切りに追われていない、穏やかな雨の日曜日。

  斎藤充功著『証言 陸軍中野学校 卒業生たちの追想』を読みつつ、長芋としし唐の素揚げを肴に昼酒。

 十割そばの遅い昼食を済ませてから入浴、そしてしばし午睡。

 ひと眠りした後、差料の手入れをする。

 今月末に行われる松代藩文武学校の秋の演武会では、私は柳剛流突杖に加えて、荒木流抜剣を演武する予定だ。

 このため抜剣(いあい)の演武で用いる、我が愛刀・市原“監獄”長光の目釘を打ち換える。

 新しい目釘を目釘穴の大きさに合わせて、彫刻刀でサイズを微調整しながら交換した。

 最近、鍔鳴りこそしていなかったのだが、ごくごくほんの僅かであるけれど鍔が少し緩いような違和感があったのだが、目釘を打ち換えることで、そのような違和感も解消。

 ギチギチにしっかりと、鍔と柄が締まった。

 武用刀は、こうでなければ。

 これで気持ちも新たに、松代での演武に臨めるというものだ。


 なお余談ながら、いまさら言うまでもなく真剣はもとより稽古用の模造刀でも、鍔鳴りがしているような刀は絶対に稽古や演武で使ってはならない。

 また師範たるものは、そのような危険な武具を門人に使わせてはいけない。

 万が一、鍔鳴りのする刀を稽古や演武で使っている者がいたら、すみやかに使用を止めさせること。

 日本刀を武具として扱う者が、絶対に守らねばならない最低限の嗜みである。

1910_目釘

 (了)
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