FC2ブログ

05月 « 2019年06月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30  » 07月

「坐す」こと/(武術・武道)

2019年 06月07日 02:08 (金)

 今夜は柴真揚流の稽古。

 「左巴」から「二人捕」まで、居捕17本を丁寧に繰り返す。

 柔術(やわら)の稽古を実用の雛型、ありていに言えば「制敵護身」と捉えるのなら、居捕よりも立合の方がより今日的な意義があろう。

 一方で、それを伝統文化の保存・継承と捉えた場合、立合よりも居捕の方が、より「坐の文化」という日本固有の行動哲学を、術者に感じさせてくれるはずだ。



 私はもともと、柔術にしても居合にしても、あるいは手裏剣術についても座業が好きだ。

 なんというか、「坐す」という行為そのものに、この国の身体文化の古いDNAを感じるのである。

 また座技があるゆえ、柔術や居合は畳一畳のスペースがあれば稽古をすることができる。

 これは私のような、長屋暮らしの貧乏武芸者には、たいへん大きなメリットだ(苦笑)。

 たった一畳の茣蓙の上で、思う存分、柔術や居合の稽古ができのも、座技・居捕があってこそである。

1905_柳剛流_居合刀礼
▲跪座で行う、柳剛流居合の刀礼



 小半刻ほど稽古をしていると、すでに稽古着が汗で重い。

 考えてみれば、もう麦秋の盛りなのだ。

 そろそろ武州も、梅雨入りかねえ・・・・・・。


 (了) 
スポンサーサイト